情報共有が出来ていない小田急2

1、何があったのか

5月30日、小田急線は新百合ヶ丘駅での車両火災の影響で運転を見合わせた。

一部メディアが午前8時ごろとかという誤報をだしていたり、14時30分ごろまで遅延が回復していなかったりと、突っ込みどころは満載なのだが、そのなかでも比較的大きな突っ込みどころを紹介する。

2、そもそもの話

例えば、産経新聞の記事では「煙は運転室の助手席側で発生」なんていうことを言っているが、そもそも「運転室」ではなく「乗務員室」であったり、「助手席側」ではなく「助士側」であったりと、突っ込みどころが満載である。

3、小田急のWebサイトの更新状況

事象発生当時の小田急の列車運行情報のサイト(URL:https://www.odakyu.jp/cgi-bin/user/emg/emergency_bbs.pl)の更新状況について説明する。

当該列車は新松田6時21分始発の新宿行快速急行であり、新百合ヶ丘到着は7時15分ごろである。つまり、少なくとも指令は7時20分ごろまでには状況を把握していたはずだ。

なのに、このサイトでは、7時37分ごろに「7時33分現在」といって遅延の情報を発表した。

情報の更新にこんなに時間はかからないはずだ。

4、振替輸送の案内がない

今回の事象の最大の問題点はこれだ。

駅員から一切振替輸送の案内がなかったことだ。

筆者の利用した液がそうであっただけかもしれない。

だが、駅員からの口頭の案内は調べる手間も一切ないため、最も容易な客への情報共有方法のはずだ。

ちなみに筆者が振替輸送があることを知ったのは、目的地の最寄り駅の旅客案内モニタだった。

5、筆者の乗った電車の話

4の部分でも話した通り、振替輸送の案内が一切なかったため、筆者は小田急を使うこととなった。

だが、もちろん快速急行は激混みだったので、乗る気は起きず、通勤準急を使うことにした。

だが、その乗った通勤準急は登戸で通常では快速急行と接続を取るはずなのだが、接続を取らずに発車していった。

この時点では快速急行が遅れているから先に通勤準急を通そうというのかと思い、一瞬小田急を見直したのだが、なんと成城学園前駅の場内信号は停止を示していた。

3分ほどその場で停止しなんと快速急行に抜かされ、結局遅れは増えて到着することとなった。

6、おわりに

いかがだったでしょうか?

このブログでは、他にも小田急のダメダメ車両や「何やってんの?」と思うような出来事について書いていくので、よければぜひ他の記事も読んでみてください。