未だに鉄の電車が走る小田急
1、小田急に走る鉄の電車とは
小田急には令和の時代になってまで鉄の電車が走っています(小田急沿線だけ関西なんですか?)。
その鉄の車両は紛れもなく小田急8000形です。
この車両は1983年にデビューし、執筆時点で約40年ほど使われています。マジでこの使いっぷりは関西の大手私鉄並みですね。
なぜ約40年も使われているのかについては、下記のサイトが詳しく説明しているので、そちらを参考にしてください。
2、8000形はどれだけ古いのか
小田急8000形って実際、どれくらい古いのか?
そんな疑問を解決するために、関東では必須とされる車両の機能の中で、8000形の搭載していない機能について解説していきます。
(1)化粧板非搭載
鉄道に詳しくない人でもわかるように説明すると、ドアの両側にある、座席の橋のあの白い板のことです。最近だとガラスが使われていたりもします。
ドア横で人がもたれかかっている、あれです。
その化粧板が、8000形にはないのです。
小田急の朝の快速急行などに8000形がくると、「あぁ…」となるのは筆者だけではないのでしょうか。
だって、もたれかかれないんですもん!
朝の地獄のような混雑の中で、どこかにもたれかかれるかもたれ掛かれないかは、疲れ方が全然違いますよね。
(2)中間運転台つき
これも朝の混雑時には悔しいものです。
8000形は全ての車両が6両+4両で10両が組まれており、もちろんこの連結部分には運転台が存在します。
このスペース、もったいないですよね。
だって、1m弱ものスペースが、乗車率0%の状態で走っているんですもん!ぎゅうぎゅうに推しこまれているときにこの横にあるデッドスペースを見ると、「ここに乗れたら少しぐらい混雑が緩和されるんじゃ…」と思ってしまいます。
(3)ドアに化粧板がない
こちらも化粧板についてです。
JRなどで大量に走っているE233系には、扉に白い板が取り付けられています。
これは色が違えど、8000形以外の小田急の通勤車両についても同じことが言えます。
「別に銀色のままでも良くね?」と思う方もいらっしゃるはず。
でも、よく見てみると、一部が凹んでいたりします。
銀色はとても反射しやすい色です。
やはり光が当たると気にになります。
(4)運転台が狭い
これは利用者からしたらどうでもいいことですが、自分はちょっと気になってしまいます。
例えば、小田急の8000形と3000形とでは、1番乗務員室に近い扉と乗務員室の仕切りまでの距離が明らかに違います。
実際見ていても狭そうです。
終わりに
いかがだったでしょうか?
このブログでは、他にも小田急のダメダメ車両や「何やってんの?」と思うような出来事について書いていくので、よければぜひ他の記事も読んでみてください。